『セオラー宣言』ドラフト置き場

R大学I氏は寿司が好きだった

カンチョーワールドカップ

行け!稲中卓球部』の第8巻に「カンチョーワールドカップ」というスポーツの祭典が開かれるシーンがあります。

「カンチョーワールドカップ」で行われる競技は「カンチョー」という格闘技です。試合は3対3で行われ、前後半15分ずつ戦って相手を全員カンチョーでダウンさせた方が勝ちとなるというルールです。

すったもんだありつつも決勝戦までは非常に盛り上がるのですが、決勝戦の途中で前野という参加者が「フィールドに座り込む」という究極の防御方法を見つけてしまいます。この方法を使われると競技としてはほぼ成り立ちませんが、ルールで禁止されている行為ではないため審判はこれを認めざるを得ません。実況は、稲豊市カンチョー連盟会長である「じんさん」に「まー私だってそうしますよ じんさん これ ルール見直さないと!」と言い、じんさんは「すいません・・・・ちょっと前田日明の気持ちわかっちゃったな」と返します。

そして、この防御方法によってなすすべがなくなったまま試合が終了し、P・K戦(ペナルティーカンチョー戦)に突入します。P・K戦とはじゃんけんに勝った側が先攻か後攻を選択し、防御側はケツをさしだし攻撃側がカンチョーを指すという単純なシステムです。じんさんは「先攻超有利です はっきりいってジャンケンで決まったも同然です あとはさすだけですから」と語ります。

結果、じゃんけんに勝った前野が先攻で指して優勝しました。